アジアカップに三笘薫を連れてくることは「リスク」だったと、日本の監督、森保一が木曜日に述べ、けがを負ったブライトン所属のFWはまだプレーしておらず、復帰の目途も立っていない。
日本代表はカタールでベスト16に進出し、韓国代表との対決の可能性もあるが、三苫はこれまで3試合ともメンバー入りしていない。
26歳の彼は、12月21日のクリスタル・パレスとの1-1の引き分けで足首を負傷して以来、一切プレーしていない。
森保監督は、三苫の回復は「予想通り進んでいる」としながらも、復帰を急がせたり、期限を決めたりするつもりはないと語った。
「怪我をしたときに彼を呼んだが、最初はどうなるかわからなかった。準備が整うまでは使いたくない。第3戦で使いたかったが、無理だった。彼はトレーニングしているが、無理はさせたくなかった」と説明した。
ブライトンのコーチであるロベルト・デ・ゼルビは、三笘が復帰するには4~6週間かかるとクラブの医師が伝えていると述べ、森保が三笘をメンバーに含めたことに「驚いた」と語っている。
森保監督は、日本代表は三苫の怪我についてブライトンと定期的に連絡を取り合っていたと語り、デ・ゼルビ監督がメディアの前で意図的に発言したと示唆した。
「監督はメディアの前でわざとそう言ったのだと思います」と森保監督。「我々は彼らと連絡を取り合っていたし、彼のフィットネスについて常に最新情報を入手していた。連絡を取っていないわけがない」
日本は大会前の優勝候補だったが、カタールでの決勝トーナメント進出は順調ではなかった。第2戦ではイラクに2-1で敗れ、グループリーグでは3試合ともクリーンシートを達成できなかった。
森保は三笘が「さらなる多様性とパワーを提供してくれる」と語ったが、チームの他の選手たちが三苫の穴を埋められると信じている。
「相手も三笘を知っており、彼の評判を知っているので、それが彼らにプレッシャーをかけます」と彼は述べ、「同時に、三笘がいない時に勝てないようなチームにはなりたくありません」と付け加えた。