ブレントフォード戦の4-1勝利で首位に浮上したリヴァプールだが、負傷者続出が懸念材料となっている。特にディオゴ・ジョッタは膝を負傷し、EFLカップ決勝欠場に加え、2ヶ月離脱との報道も。また、モハメド・サラーにも再発の疑いがある。
ジョッタは、ブレントフォード戦で相手選手と交錯し、膝を負傷。試合後、松葉杖を使用していた。クラブはさらなる検査を行っており、回復時期は未定だが、本人は夏に行われるEUROへの出場を熱望している。
もう一人の負傷者、カーティス・ジョーンズは足首を痛め、EFLカップ決勝出場は微妙。
さらに、エジプトメディアは、途中出場し19得点目を挙げたサラーが負傷再発の疑いがあると報じた。サラーはアフリカネイションズカップ出場中に筋肉を痛め、リヴァプール復帰後も不安を抱えていた様子。火曜日のクロップ監督会見で続報が発表される予定だ。
この状況を受け、ルートン戦を含めた今後の戦線はかなり厳しくなることが予想される。しかし、前線の多角的な得点貢献が希望の光でもある。
土曜日にはダルウィン・ヌニェス、コーディ・ガクポがゴールを決め、ルイス・ディアスも好調だ。現在、リヴァプール前線5人で65ゴールを挙げており、シーズン途にして4人が2桁ゴールを達成。ディアスもあと1ゴールで2桁に乗せる勢い。
特にサラーは19ゴールと最多得点をあげ、ジョッタも14ゴール、ヌニェスも13ゴールと好調。ガクポも10ゴール、ディアスも9ゴールと得点源は分散している。
1981年以来、最も早い時期に4選手が2桁ゴールを達成しており、今後はディアスにもさらなる活躍が期待される。
負傷を抱える3選手の状態が気になるところだが、前線の選手たちが得点分散していることは、サラー一人の頼りでなくチームとして戦える希望を与えている。