リヴァプールは、ディオゴ・ジョッタの膝の負傷の深刻さを慎重に見定めている。ポルトガル代表FWは、2週間後のチェルシーとのEFLカップ決勝出場は絶望的で、2ヶ月欠場との報道もある。
ジョッタは土曜日に行われたブレントフォード戦の前半で、ボール争奪中に相手選手と交錯し、膝を負傷。ロンドンを膝サポーター姿で去った。レントゲン検査の結果、靭帯断裂は免れたようで、クラブはさらなる検査で復帰時期を確定させる予定。
ジョッタは昨年10月のマンチェスターシティ戦で負傷し、カタールW杯を欠場しており、欧州選手権出場を心待ちにしている。復帰後好調だっただけに、長期離脱となればリヴァプールにとって痛手だ。
ジョッタは月曜日に追加検査を受け、火曜日のクロップ監督会見で復帰時期が発表される見通し。ポルトガルメディアでは2ヶ月離脱との報道が出ているが、リヴァプールは公式情報を控えている。
クロップ監督は試合後、「ジョッタは一番深刻そうだ。画像はよくないようだ。検査結果を待つしかない」とコメント。
ジョッタ以外にも、ブレントフォード戦で足首を負傷したカーティス・ジョーンズもウェンブリー開催の決勝出場が微妙で、検査結果を待っている。
また、エジプトメディアは、途中出場で19得点目を挙げたモハメド・サラーが負傷再発の疑いがあると報じた。サラーはアフリカネイションズカップ出場中に筋肉を痛め、復帰後も不安を抱えていた様子。火曜日の会見でクルップ監督から続報が発表される予定だ。
リヴァプールはジョッタ、ジョーンズ、サラーと主力3人が負傷中で、4冠達成を狙う彼らにとって厳しい展開になっている。