プレミアリーグでアーセナルに敗れたリヴァプールは、2月10日(土)の本拠地アンフィールドでのバーンリー戦で巻き返しを狙う。
今節は珍しく中休みがあり、リーグ首位を維持するため今季2度目の土曜日午後3時キックオフの試合に備えている。
ユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールは、木曜日にもAXAトレーニングセンターで試合に向けて練習を行った。その様子から何を読み取ることができるだろうか?
この日は、練習に参加していた選手よりも、むしろピッチに不在だった選手の方が注目を集めた。
モハメド・サラーは、チームメイトと一緒にジムで楽しそうにしている写真が早朝に撮られたが、6週間近くに渡ってクロップ監督のチームでプレーしていないため、まだフルトレーニングに復帰する様子は見られなかった。
ハムストリングの怪我で欠場していたソボスライ・ドミニクも不在であり、リヴァプールは離脱期間を確認中だ。週末のアーセナル戦で筋繊維の問題を抱えたチアゴ・アルカンタラも参加していなかった。
ゴメスへの懸念
サラーの不在はある程度予想されていたが、冬のカービーでの練習でジョー・ゴメスの姿が見られなかったのは予想外だった。
ディフェンダーのゴメスはここ10試合連続でスターティングメンバーに名を連ねていたが、エミレーツでの逆転負けの5分前に交代していた。
一方、先月末に父親を亡くしたコナー・ブラッドリーは、慈悲休暇のため引き続きチームに帯同しなかった。
ツィミカス復帰
朗報もあった。コスタス・ツィミカスはクリスマス直前にアーセナル戦で鎖骨を骨折して以来欠場していたが、木曜日の練習にフル参加することができた。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとアンドリュー・ロバートソンも完全な試合勘を取り戻すべく練習を続け、日本代表戦を終えてアジアカップから帰国した遠藤 航も練習に参加した。
負傷によりベテラン選手が何人か離脱しているため、この日もアカデミー選手の若手たちがトップチームと並んで、監督にアピールする機会を得ていた。
FAユースカップでフラムに勝利したU-18チームで活躍したジェイデン・ダンズ、ルイス・クーマス、トレイ・ニョーニがボビー・クラーク、カイデ・ゴードンといったレギュラー陣と一緒に練習に参加した。
また、フラム戦でもプレーした16歳のゴールキーパー、コルネル・ミスチュルもシニアのゴールキーパーグループに参加していた。