ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は20日、日本のプロ野球で活躍した山本由伸投手が3月に韓国で行われる開幕戦でメジャーリーグデビューを飾ることが期待されていると語った。
フェニックス郊外のキャメルバック・ランチでの春季キャンプで報道陣に対して語ったロバーツ監督は、山本が3月20、21日にソウルの2試合のうち1試合の先発を務める予定であると述べた。
「安全圏内にあると思う」とロバーツ監督は話し、「それが我々の希望ではあるが、状況により変更する可能性もある」と付け加えた。
25歳の山本は日本のプロ野球で7シーズン過ごし、直近3年間は沢村賞(最も優れた投手)を受賞するなど活躍を収めた。
ドジャースとは12年総額3億2500万ドルの契約を結び、これはメジャー史上投手に対して支払われた金額としては最高額となった。
ロバーツ監督は、サンディエゴ・パドレスとの韓国での2試合のうちもう1試合の先発はタイラー・グラスノー投手だろうと述べたが、今年は日程上難しい部分があると付け加えた。
韓国での試合後、チームはアメリカに戻って最終的なオープン戦を経て、3月28日に本拠地での開幕を迎える。
「今年のようなスケジュールは全員にとって初めての経験だ」とロバーツ監督は話し、「シーズンを通して、そして選手たちが韓国での開幕戦でベストな状態になれるようにすることが最も重要だ」と締めくくった。