リヴァプールは、トレント・アレクサンダー=アーノルドが膝の怪我悪化により、今月末のチェルシーとのリーグカップ決勝を欠場することが明らかになった。さらに、マンチェスター・シティとのプレミアリーグ優勝争いでも出場が不透明な状況となっている。
アレクサンダー=アーノルドは、2月4日のバーンリー戦前半で交代を余儀なくされた。1月初めのFAカップで膝を痛めており、それが悪化した可能性がある。
復帰後も4試合中、フル出場したのは1試合のみで、残り3試合は交代出場だった。スキャン検査の結果、手術は必要ないものの、長期離脱することが判明した。
具体的な復帰時期は明言されていないが、数週間は欠場することになり、26日のチェルシーとの決勝に加え、ブレントフォード、ノッティンガム・フォレストとのリーグ戦、FAカップ5回戦のサウサンプトン戦、ヨーロッパリーグも出場が難しくなる。
3月早旬に行われるヨーロッパリーグ再開戦も出場が危ぶまれ、3月10日のリヴァプールvsマンチェスター・シティ戦にも間に合わないかもしれない。
ユルゲン・クロップ監督はバーンリー戦後、「彼の膝か。そう思った」とコメントしていた。「芝生に足を取られてしまった。これから検査の結果を見ないといけないね」。
アレクサンダー=アーノルドは、怪我からの復帰直後にケガを悪化させた唯一のリヴァプール選手ではない。ソボスライ・ドミニクもハムストリングの痛みが再発し、リーグカップ決勝出場が微妙な状況だ。チアゴ・アルカンタラも、10日前のアーセナル戦で復帰後間もなく筋肉系の問題を抱えて再び離脱している。