サンフレッチェ広島、新スタジアムで年間を通じた集客を目指す

サンフレッチェ広島、新スタジアムで年間を通じた集客を目指す

Jリーグのサンフレッチェ広島は、来場者を試合のない日でも呼び込むことを目指し、好立地に建設された新スタジアムで、日金曜日にJ1開幕戦を迎える。

2月1日に正式オープンしたエディオンピースウイング広島は、市の中心部に位置し、世界的に有名な原爆ドームから徒歩圏内にある。

8月からはスタジアム隣接で、芝生広場や地元で作られた商品の販売店など商業施設が年間を通してオープンする予定である。サンフレッチェは、日本人観光客や海外からの観光客の双方に新しい施設を訪れてもらいたいと願っている。

「新スタジアムの位置は、東京の神宮球場や国立競技場のような好立地である。」と、広報担当者は語る。「しかし、フットボール専用スタジアムがこのような好立地に建設されたのは、日本国内では他に例がない。」

神宮球場はヤクルトスワローズの野球場、国立競技場は陸上競技からサッカーまでさまざまなスポーツの試合が行われる。

エディオンピースウイング広島は、来場者の快適さを最大限に高めるため、サンフレッチェが観客席数を制限した結果、約28,520席と、全国の多くのスタジアムよりも少ない。

ピッチと観客席はわずか約8メートルしか離れておらず、観客席は足元が広々としてドリンクホルダー付きでより快適である。

新スタジアム建設の計画は、2012年に森保一監督(現日本代表監督)のもとでJリーグ初優勝を果たしたサンフレッチェが10年以上前にスタートした。

サンフレッチェは2つの候補地を絞り、最終的に広島東洋カープの本拠地だった旧スタジアムの北側を選んだ。

エディオンピースウイング広島は、2月10日のガンバ大阪とのプレシーズンマッチで、ほぼ26,000人の超満員の観客を集めた。サンフレッチェは、今週金曜日に開幕戦となる浦和レッズ戦に臨む。

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