今永昇太はノーヒットノーラン目前の快投を演じ、9奪三振でシカゴ・カブスを5-0の勝利に導き、月曜日のメジャーリーグベースボールデビュー戦を飾った。
30歳の日本人左腕は、リグレー・フィールドでのカブスのホーム開幕戦で、6イニングを無失点に抑え、わずか2本のヒットと四球0個に抑えた。
初回から5イニングにかけて唯一のピンチは、2回の表の頭にブライアント選手がエラーで出塁したことだった。しかし、今永はその後14人のバッターを連続で抑え、6回の表、ツーアウトからブラックモン選手にセンター前安打を許すまでヒットを打たれなかった。
DeNAベイスターズ時代からの好投手を彷彿させる今永は、ジョーンズ選手を見逃し三振に打ち取り、6回のマウンドを降りた。興奮した地元の観客からのスタンディングオベーションに応え、今永は雄叫びを上げながらマウンドを降りた。
「自分がマウンドでやろうとしたことを達成できました。その結果が今日の勝利につながりました」と今永は語った。
「苦しい時も見守ってくれていた日本にいるファンの皆さんに、朝起きた時に喜んでもらえるようなピッチングをしたかったんです」
同郷の鈴木誠也は、3打数1安打の成績を残し、6回裏のカブスの3点ラリーの際にシングルを放った。
クリストファー・モレルは、イアン・ハップと鈴木が出塁していた場面で、勝ち越しとなるタイムリーヒットを放った。彼のゴロは左翼手ノーラン・ジョーンズのグラブをかすめ、ランナー2人とモレルがホームに生還し、3-0とリードを広げた。
カブス監督のクレイグ・カウンセルは、今永がオフシーズンにカブスと推定総額5300万ドルの4年契約を結ぶ前にプロとして成功を収めた際の落ち着きを今回も見せた」と述べた。
「彼は大舞台での経験豊富な選手だということが明らかでした」とカウンセル監督は語った。「彼は以前にもこのような経験をしてきたのです。彼はプレッシャーの中で冷静さを保ち、自分の能力を発揮することができました。彼がチームにとって大きな存在になることを確信しています」
カブスは6回裏にさらに2点を追加し、今永は7回表のマウンドに上がった。しかし、先頭のウォーカー選手に四球を与え、降板となった。
それでも、今永はメジャーデビュー戦で素晴らしい投球を披露し、カブスの勝利に大きく貢献した。
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