田中碧、遠藤・守田のライバル心を煽り存在感再アピール

田中碧、遠藤・守田のライバル心を煽り存在感再アピール

日本代表の中盤を担う田中碧は、再びチームを救う活躍を見せ、絶対的な信頼を寄せられる遠藤航・守田英正の控え以上の存在感を示した。

森保一監督がこれまで田中を重用してきたことを考えると、アジアカップの代表メンバーから外れたことは疑問を持たれた。この決断は日本代表に代償を払わせるものとなった。カタールでの準々決勝敗退には、中盤の人材不足が影響していたからだ。

3月21日のワールドカップ予選・北朝鮮戦で復帰を果たした田中は、見事にピッチに馴染み、日本代表デビューとなった2019年以来、26試合目となる出場で自身8点目となる素晴らしいゴールを挙げた。このゴールは、2022年ワールドカップでスペインを破った決勝点と同じく、ペナルティエリアへの得意の抜け出しから生まれたものだった。

田中が序盤に挙げた先制点の後、日本は多くのチャンスを作りながらも追加点を奪えずにいた。そんな中、森保監督は田中が持つ得点感覚に感謝したに違いない。特に、監督の去就がさらに噂される状況において、田中は2019年に代表デビューさせた恩師を助ける活躍を見せた。

田中は2021年10月のオーストラリア戦(前回ワールドカップ予選)でも、サウジアラビアでの悔しい敗戦後に批判を受けていた森保監督を救う、値千金のゴールを決めていた。「どのゴールも重要な場面だったと思う。ゴールを決めるのがサッカーだから」と田中は語る。ボールタッチの確実さ、視野の広さ、守備意識の高さなど、田中は日本が厳しい試合を乗り切る上で貢献した。

田中の復帰は、アジアカップ5試合すべてフル出場したキャプテン遠藤航に貴重な休息をもたらした。遠藤は12月以降、クラブのリヴァプールでも代表でも重責を担っていた。

北朝鮮はロングボール戦術を仕掛けてきたが、これはアジアカップでイラクやイランが日本に仕掛けた戦術と同じ問題を提起しかねなかった。しかし、田中はこの問題への対処法をすでに理解している。「相手がロングボールを蹴ってくるのは仕方ない」と田中は言う。「1-0でリードしている時は苦しいけど、もっと点差を広げていれば、相手もロングボール頼みに変わってこなかっただろう」

元チームメイトである守田英正は、所属するスポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガルの監督であるルベン・アモリムからも高く評価されており、田中はドイツのブンデスリーガ2部で着実にステップアップしていることを、質の高いプレーで証明した。

「僕は大会で勝つことの難しさを改めて実感した」と田中は、離れた場所からアジアカップで敗退したチームメイトの姿を見て感じたことを語った。「ワールドカップまではまだ長い道のりだけど、毎日全力で戦って、あの舞台で勝つために頑張り続ける」


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