日本サッカー協会は21日、性的暴行疑惑を否定しているFW伊東純也を、カタールで開催されるアジアカップのメンバーから外すと発表した。
JFAは当初、スタッド・ランスに所属する伊東純也について、「慎重な対応が求められる問題」であり、精神的・肉体的なコンディションを考慮しての離脱であると木曜日に発表していた。しかしその日のうちに、金曜日にさらなる話し合いが行われるため、彼の退団は保留になったと発表した。
2 人の女性が昨年 6 月に伊東から性的暴行を受けたとして大阪府警に刑事告訴しているが、彼の弁護士によると、選手は彼女たちの主張を否定しており、虚偽の主張で刑事告訴を行ったという。
JFAの田嶋幸三会長は東京都内で「選手がサッカーに集中できる環境を整える必要がある。状況を総合的に考えて決断した。何度か方針を変えたことをお詫びしたい。」と述べた。
日本は土曜日、カタールの首都のすぐ西にあるアル・ラヤンで、アジアカップ準々決勝のイラン戦に向けて準備を進めている。
木曜日、ドーハで日本代表の山本昌邦監督は、チーム全体が伊藤の残留を望んでいると語った。