ESL One Birmingham 2024視聴者数、2019年大会とほぼ同水準

Dota 2の大会「ESL One Birmingham 2024」のピーク視聴者数は328,345人を記録し、2019年に行われた前回大会をわずかに下回った。

Esports Chartsによると、大会全体の平均視聴者数は約80時間の放送時間を通じて146,560人となり、2019年大会よりも10,000人ほど減少している。

ESL One Birmingham 2024は、ESL One Dota 2史上7番目に視聴者を集めた大会となった。2019年の同大会はピーク視聴者数が約3万人多く、また昨年のクアラルンプールとベルリンでのESL Oneは、それぞれ338,239人、507,620人のピーク視聴者数を記録した。ただし、ベルリン大会はDota 2のValve Majorだった。

今年のバーミンガム大会は、COVID-19以来初めての開催となった。2020年も開催が予定されていたが、パンデミックの影響で中止となり、オンラインでの開催となった。

Resorts World Arenaで開催されたESL One Birmingham 2024グランドファイナルでは、サウジアラビアのeスポーツ組織Team Falconsがロシアのeスポーツ組織BetBoomを下して優勝した。Team Falconsは序盤でロワーブラケットに落ちたが、Team Liquid、OG、Tundra Esportsを破って見事トロフィーを勝ち取った。

ピーク視聴者数では、グランドファイナルが最も人気のある試合となった。優勝を果たしたTeam Falconsは、大会を通じて440万時間以上視聴され、最も視聴された組織となった。2位はBetBoomで330万時間視聴された。

ロシア語プラットフォームは、英語プラットフォーム (136,226人) に次いで2番目に高いピーク視聴者数 (120,971人) を記録した。また、出場選手のうち18%がロシア出身者となっており、ロシアが最も多くを占めていた。なお、Esports Chartsは中国の視聴者数は集計していない。

ESL One Birmingham 2024が終了し、残るESL Pro Tourの最終大会はDreamLeague Season 23となる。