大谷翔平、5試合で3本目のホームランを含む2本の二塁打を放ち、ドジャースがツインズに4-2で勝利

大谷翔平は月曜日の夜、2本の二塁打と3本目のホームラン（5試合で3本目）を放ち、キャリアハイに並ぶ3本の長打を記録し、ロサンゼルス・ドジャースをミネソタ・ツインズ相手に4-2で勝利に導いた。

ジェームズ・アウトマンが7回裏に勝ち越しホームランを放ち、フレディ・フリーマンとウィル・スミスが打点を稼ぎ、エバン・フィリップスが4セーブ目を挙げ、ドジャースの新人ジェームズ・パクストン（2勝0敗）のさらなる快勝を後押しした。パクストンは試合後に大谷の貢献について聞かれると、ニヤリと笑った。

「彼がバットに当てれば、105マイル以上のスピードで飛んでいく。彼のスイングの力強さ、打球の速さは本当に驚異的だ」と、6回を投げて2失点だったパクストンは語った。「彼をチームメイトにできて嬉しい」

マーニー・マルゴットは古巣のドジャースから2ランホームランを放ち、ツインズに3回表のリードをもたらしたが、ドジャースの強力打線は、先発のベイリー・オーバーが5回を1失点に抑えて降板した後の、ツインズの消耗したリリーフ陣には荷が重すぎた。

「調子は良かった。もっと投げられたと思うけど、監督が決断を下すので、それを信じて次の試合の準備をするつもりだ」と、68球を投げたオーバーは話した。

大谷は、1イニング目の初球をスティーブン・オケルトから二塁打にし、ウィル・スミスのシングルで同点打を放った。バイロン・バクストンはセンターフライを好捕し、テオスカー・ヘルナンデスの鋭いライナーを制してオケルトのピンチを救ったが、アウトマンは7回表、ジェイ・ジャクソン（0勝1敗）からのフルカウントのスライダーを弾き飛ばし、右翼23フィートの壁を越えるホームランとした。

「ボールがスタンドに入るのを初めて見たような気分だった」と、本塁打が出るまで34打席で4本しか安打を打っていなかったアウトマンは言った。「まだシーズン序盤なので、焦る必要はないと思うけれど、間違いなく良い方向に向かっている」

ドジャースと史上最高額の7億ドルの契約を結び、信頼していた通訳者をギャンブルスキャンダルで失った後、比較的静かなスタートだった大谷翔平は、明らかに調子を取り戻してきた。過去5試合で11打数22安打、8本の長打と5打点を記録している。

「大谷が2本安打を放つのを見た後、僕もクリケットバットで振っていたよ」とアウトマンは笑った。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、2002年から2004年まで同球団で302試合に出場し、7本のホームランを打っている。大谷は13試合で3本だ。

「見たことがない光景だ」とロバーツ監督は言った。「彼がストライクゾーンを支配し、得意なゾーンの球を捉えた時は、本当に彼以上の打者はいない」

ツインズは3連敗で、合計12本しか安打を打っていない。

「準備を続け、バットを振って長打を狙っていくしかない」とロッコ・バルデリ監督は話した。

トレーナー室

ツインズは試合前に右投手ダニエル・デュアルテを右上腕三頭筋の張りで15日間の故障者リストに登録した。故障者リスト入りしている投手はこれで8人目となり、そのうち5人は救援投手として期待されていた選手で、クローザーのジョアン・デュランも斜筋の張りで離脱している。

今後の対戦

ドジャースは火曜日の夜、タイラー・グラスノー投手（2勝0敗、防御率3.18）が先発登板する。ツインズはルイ・バーランド投手（0勝1敗、防御率6.75）がマウンドに上がる。バーランド投手は、試合前ドジャースが兄のガス・バーランド投手をAAAに降格させたため、弟のいる同じフィールドでプレーする機会を逃してしまった。バーランド兄弟はノース・セントポールの数マイル離れた場所で育った。