188BET – ロサンゼルス・ドジャースがカンザスシティ・ロイヤルズに3-0で勝利した。大谷翔平選手は今季2度目の2本塁打を放ち、タイラー・グラスノー投手が7回3安打の好投で勝利投手となった。
しかし、ドジャースにとって憂慮すべきニュースもあった。ムーキー・ベッツ選手は7回裏にダニー・アルタビラ投手の速球を左手に受け、負傷交代となった。ベッツ選手は試合後、クラブハウスを訪れ、月曜日に手の専門医を受診し、離脱期間が決まる見込みだ。
「大きな痛手だ。MVP級のシーズンを送っていたベッツ選手が気の毒だ」とドジャースのデーブ・ロバーツ監督はベッツの怪我について語った。
フレディ・フリーマン選手もドジャースの一員に加わった。
メジャーリーグで打率トップ(.327)のボビー・ウィットJr.選手は、ロイヤルズの3本の安打のひとつを記録した。ショートストップのウィット選手は、5月17日以降28試合中26試合でヒットを放っている。
ベッツ選手は、アルタビラ投手の97.9マイルの速球を左手に受けた。この球は、手首付近の左手上部を直撃した。ベッツ選手は地面に倒れ込み、打席で痛みをこらえていたところ、トレーナーとロバーツ監督が駆け寄って応急処置を施した。
「我慢するしかない。ビビってはいけない。特にかなりいいスライダーを持つ投手に対しては、そこに残るしかない」とベッツ選手は自身の怪我について話した。「ちょうど内角高めの球だった。僕は自分のポジションを守っていた。残念ながら、手に当たってしまった」
ベッツの怪我は、大谷翔平選手とグラスノー投手の素晴らしい活躍の勢いを削いでしまった。
大谷翔平選手は、6月の打率が.219で、ほとんどの打球がゴロだった。しかし、この日はそれを覆すことができた。
3回裏の1アウト、大谷翔平選手はブレディ・シンガー投手（4勝4敗）のシンカーをセンター方向へ137メートル弾き飛ばした。
「あの方向にそこまで飛ばせるようになったのは、とても良い兆候だ」と大谷翔平選手は通訳を通して語った。
大谷翔平選手はその後、シンガー投手の初球のスライダーを捉え、18度目のマルチホームランを達成した。右翼越えの本塁打で、今季19本目となり、メジャーリーグ4位タイとなった。
「ショーヘイが調子が良い時は、狙い通りの球を捉え、広いフィールドを使って打つので、本当に特別だ」とロバーツ監督は話した。「2本目のホームランも変化球だったけど、ファールにするか、ゴロにすることなく、あのように打てるのは、球をよく見ている証拠だ」
3球後にフリーマン選手もソロホームランを放ち、右中間へ運んだ。大谷翔平選手とフリーマン選手の連続本塁打は今季3度目だ。
グラスノー投手（7勝5敗）は9奪三振で、メジャーリーグ最多の125奪三振を記録し、5月4日以来初勝利を挙げた。エバン・フィリップス投手が9回表にマウンドに上がり、今季10度目のセーブを記録した。
「効率良く投球しなければならないことは分かっていた。投球数を抑えて7回を投げ切ることができて良かった」とグラスノー投手は話した。「カウントを有利にして、もっと変化球を織り交ぜるようにした。速球だけに頼らないように」
シンガー投手は、キャリアで5度目で今季初めて3本以上のホームランを打たれた。右投手のシンガー投手は、6回を投げて5安打3失点、4奪三振を記録した。
「序盤は打球を打ち取ることができていた。良いスライダーで勝負をかけていた」とシンガー投手のマット・クアトラロー監督は話した。「ホームランを打たれた時は、おそらく狙い球にされていたように見えた」
トレーナールーム
ロイヤルズ：サルバドール・ペレス捕手 (右膝の炎症) は、土曜日の試合を欠場した後、DHとしてラインアップに復帰した。 マイケル・ワカ投手 (左足骨折) は、月曜日にアリゾナでリハビリ登板を行う予定。
ドジャース：マイケル・グローブ投手 (右肋間筋挫傷) が 15 日間の故障者リストに入った。
次戦
ロイヤルズ：アレック・マーシュ投手 (5勝3敗、防御率3.63) が、火曜日に開幕するオークランドでの3連戦の初戦のマウンドに上がる。
ドジャース：月曜日から始まるコロラドでの3連戦に向かう。ジェームズ・パクストン投手 (6勝1敗、防御率3.92) は、過去5回の登板で1勝1敗。
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